Wonder Unitという映画づくりのための開発会社が『Storyboarder2.0』をリリースしました。
絵コンテを描くツールがなんと無料です!
目次
Storyboarderとは?
カットの描画、演出やカメラアクションの指示、ビデオコンテの作成まで行える絵コンテを描くためのソフトウェアです。
有名なソフトウェアではSotyboad Proがありますが、値段が10万円以上もするので簡単に試せないですよね。
Wonder Unit社がリリースされたStoryboarderは無料なので、試してみましょう。
インストール方法
公式ページからリンクを取得します。
メールアドレスを登録。
送られてきたメールからソフトウェアをダウンロードします。
はじめかた
- 始めに “Create New Storyboard…”をクリックします。
- 次に新規作成 “Create a blank.”をクリックします。
- プロジェクトに合わせたアスペクトを設定してください。
ビューポート画面
とてもシンプルな画面設計ですね。
ペンのタイプが7種類。
透明度の調整や、ガイドの表示、タイムラインの切り替えなどがボタンで行えます。
ショートカット
様々なショートカットに対応しているので、快適に操作できそうですね。
外部ソフトウェアで編集
ボタン一つでPthoshopがへインポートができて、保存するだけでStorybardに反映されます!
その他、Krita, Gimp, Sketchbook, Clip Studioもサポートさているようです。
保存ファイル
保存すると指定したフォルダにimagesフォルダが自動で作成されて、ショット毎の画像が保存されていきます。
Premiere、Final Cut、Avid、PDF、
アニメーションGIF へのエクスポート
任意の編集プログラムに書き出しできます。
ボードをPDFでも書き出しできるので、簡単に紙ベースで共有できるのはうれしいですね。
3D補助機能
とてもユニークな機能で『Shot Generator』があります。
3D空間上にテキスト入力やビュー操作で下書き用のキャラクターを配置して、ポーズをとらせることも可能です。
実装予定
まだ実装されていない機能もあります。
- 図面の一部を選択して移動、拡大縮小、回転できません。
- レイヤーの機能がありません。
- 背景を下にひくことができません。
- オニオンスキンの範囲を調整できません。
- カメラのアニメーション機能がありません。
これらに関しては対応または検討中なようなので、リリースされるまで待ちましょう!