”目は口程に物を言う”というほど表現力豊かな目のアニメーションにおいて、心理的に向いてしまう方向があるってご存じですか?
この心理的な事象を利用して、アニメーション表現にリアリティをプラスすることができます。
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目線が右上方向へ向くとき
新しいイメージ(視覚情報)の創造
ウソを考えるときも右上を向くと言われています。
右水平方向へ向くとき
聞いたことのない音を創造している。
聞いたことのない音をイメージし、考え出している時に動くとされています。
右下方向へ向くとき
身体的イメージを思い出している。
経験したことのない感覚をイメージする時に動くとされています。
左上方向へ向くとき
過去に記憶したイメージを思い出す。
過去の映像を思い浮かべる時に動くとされています。
左水平方向へ向くとき
記憶している音や音楽を思い出している。
すでに知っている音や音楽を思い出そうとしている時の動きに多いとされています。
左下方向へ向くとき
自己の内部で対話している。
過去の感覚や経験と照らし合わせて、自問自答のような内部対話している時の視線の動き方になります。
まとめ
目線には、無意識に向いてしまう方向があるようです。
これらの事象を利用することで、より演技に厚みをもたせられますね!
モデルリンク
この記事では、Coriリグを使用しています。