【FTRACK】でできることを図解で機能解説します

CG

この記事ではFtrackでできることを説明します。

製品概要

ftrackとは、ウェブベースの香盤表です。

2014年に公開された動画なので少しUIが変わっていますが
どんな機能があるのかとても分かりやすいものになっていますのでチェックしてください。
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=XMnBdchagis

スケジュール

全体のスケジュールを俯瞰して見る機能があります。
ドラッグでスケジュール範囲を決め、セクションやユーザー情報を入力できます。

全てのプロジェクトの忙しい時期がわかる。
仕事をセーブしたり、人の管理に利用します。

タスク

タスクはツリー構造になっているのが特徴です。
コピー&ペーストやショートカットが割り当たっているので、
効率的にタスクを設定できます。

プロジェクト毎にタスクのテンプレートも用意することが可能ですし、
Python APIなどから作成可能です。

Ftrack Connectからパブリッシュすると、
ツリーの階層と同じ構造でフォルダを作成しバージョン管理が行われます。

マイタスク

割り当てられたタスクはカンバン方式タスク管理が採用されており、
直観的に操作が可能です。

左から右へドラッグすることで、タスクのステータスが切り替わります。

縦の列はカスタマイズ可能です。

レビュー

クライアントレビューでは、
メールアドレスから招待することができ、
クラウド上でファイルのレビューが可能になります。

クライアントレビューでは、セクションと呼ばれる単位で管理されます。

 
スマ兄
クライアントや監督から前回のバージョンが見たい。
に対応できるね。

フィードバックはノートに記載れ、
複数のチェックバックを一括で反映させることが可能です。

バージョン管理

同じファイル名でアップロードすることで、
Ftrack側でバージョン管理を行います。

ノート

ノートはクライアントやスーパーバイザーからのレビューやフィードバック、
スタッフ間のチャットに使用することもできます。

タスクに対してコメントを残しておけるので、
引継ぎや、他タスクで出た履歴を追いやすいです。

インテグレーション

Autodesk製品やAdobe、 Foundry 製品をサポートしており、
ツールを通してパブリッシュすることで、
DCC側からノートを見たり、ファイルを開くことが可能になります。

パブリッシュ

パブリッシュ用ツール

ダウンロード:https://www.ftrack.com/en/portfolio/connect

こちらを使用/起動することで、
各DCCツールのプラグインが起動します。

料金

Ftrackには Review と Studio と Enterprise の3つの料金携帯があります。

Review

価格:$10/1か月,1ユーザー

 
  • The perfect start to media management and approval with the ftrack platform
  • Review & approvals
  • Unlimited projects
  • Unlimited reviews
  • Unlimited reviewers
  • 250 GB storage

Studio

価格:$20/1か月,1ユーザー

 
  • Everything you need to manage your creative projects from start to finish
  • Planning & scheduling
  • Production tracking
  • Review & approvals
  • ftrack API
  • 250 GB storage
  • First 14 days free

プランニングや全体のスケジュールを俯瞰して見ることができるようになるのはStudioライセンスからです。

ftrack APIを使用してカスタマイズできるようになります。

Enterprise

 
  • Everything in Studio, plus:Dedicated account manager
  • Optional priority support add-on
  • Optional self-hosting
  • Additional staging server
  • Customized SLA
  • Single Sign-On (SSO)

未検証なので、サポートへお問い合わせお願いします。

容量

Ftrackは価格が安いのですが、懸念される点として
クラウドのストレージが250GBしかないことに注意してください。

これは圧縮したファイルのみクラウドサーバーにアップロードし、
共有サーバーにもとデータをパブリッシュすることを想定されています。

共有サーバー でファイルを確認する理由は、
圧縮していないファイルでチェックができるので、
色やめりこみなどの細かいチェックが可能になります。

追加でクラウドサーバーを購入することが可能です。

目安として容量を追加する場合の予算
  •  500GB追加 :$30(月々)
  •  1TB追加 :$60(月々)
  •  1TB追加 :$600(年間契約。お得になる)

最後に

Ftrackはインターフェースがとても見やすいので、
アーティストに使用してもらいやすいと感じています。

機能がよくても、操作性が悪いと使ってもらえないので
これはとても重要だと思います。